NYAN MAISON

TRIVIA

豆知識

猫の不思議な生態・感覚・行動を、科学的な視点から紹介します。 知れば知るほど、猫との暮らしが面白くなる。

32 FACTS

BIOLOGY

SMELL & APPETITE

同じごはんを続けると、食べなくなる。

猫は嗅覚で食欲が左右される動物です。同じフードを毎日与え続けると、その匂いに脳が慣れてしまい(嗅覚疲労)、食欲を刺激する信号が弱くなると考えられています。

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HEALTH

CAT AGE

猫の1年は人間の約4〜7年に相当する

「猫の1年=人間の7年」は古い計算式です。実際には成長期の速度が異なります。猫は生後1年で人間の15歳相当、2年で24歳相当に達し、それ以降は1年につき約4〜5歳ずつ加齢します。

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HISTORY

HISTORY

猫は自ら人間の近くに来た唯一の家畜

猫の家畜化は約1万年前、農耕が始まった中東の肥沃な三日月地帯で始まったと考えられています。人間が穀物を貯蔵するようになるとネズミが集まり、そのネズミを追ってリビアヤマネコが人間の集落に近づきました。この関係は「猫が選んだ共存」であり、他の家畜のように人間が意図的に飼育化したものではありません。

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PSYCHOLOGY

MEMORY

猫の記憶力は犬の200倍という研究がある

猫の短期記憶は約16時間持続するという研究があり、これは犬(約5分)と比較して非常に長いとされています。特に自分の利益に関わる情報(食べ物の場所・危険な場所・嫌いな人)は長期記憶として定着しやすい傾向があります。

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PHYSIOLOGY

CATNIP

マタタビが効くのは遺伝子の問題

マタタビ(またはキャットニップ)に含まれる「ネペタラクトン」という化合物が猫の鼻腔粘膜の受容体を刺激し、脳内で快楽物質が放出されます。転げ回ったり、においを嗅いだり、噛んだりするのはこのためです。

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BEHAVIOR

CHIRPING

クラッキングは窓越しの狩猟フラストレーション

猫が窓の外の鳥や虫を見ながら「カカカ」と歯を細かく鳴らす動作を「クラッキング(chirping)」と呼びます。これは獲物を仕留める直前に使う「キルバイト」の練習行動、もしくは届かない獲物への興奮・フラストレーションの表れと考えられています。

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SENSE

EAR ROTATION

耳は180度回転して音を追跡する

猫の耳は32の筋肉で制御されており、左右独立して最大180度回転できます。人間は耳をほとんど動かせませんが、猫は音源の方向に耳を向けることで、音の発生位置を非常に精確に特定できます。

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BEHAVIOR

ALLOGROOMING

お互いグルーミングは絆の証明

猫が他の猫(や人間)の体を舐める行動を「アログルーミング」といいます。これは血縁・友好関係のある個体間で見られる社会的行動で、互いへの信頼とストレス軽減の効果があります。

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PHYSIOLOGY

THERMOREGULATION

猫は38度でも快適に感じる

猫の正常体温は38.0〜39.2度と人間より高く、快適と感じる気温は30〜36度程度です。人間が「暑い」と感じる温度でも猫は平気なことが多く、ひなたぼっこで体を温めることを好みます。

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BEHAVIOR

HUNTING

満腹でも猫は狩りをやめない

猫の狩猟本能は空腹とは独立して存在します。研究によると、十分に食事をした猫でも獲物を見つけると追い、仕留める行動を示します。これは「食べるために狩る」のではなく、「狩ること自体が本能」であるためです。

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BEHAVIOR

KNEADING

ふみふみは子猫時代の名残り

猫がやわらかいものをリズミカルに前足で踏む「ふみふみ」は、子猫が母乳を促すために母猫のお腹を刺激していた行動の名残りです。成猫になっても、安心・幸福を感じているときにこの動作が自然に出てきます。

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BEHAVIOR

MEOW

「にゃー」は人間のためだけに進化した

成猫が他の猫に向けて「にゃー」と鳴くことは、ほとんどありません。猫の鳴き声(meow)は、主に人間とのコミュニケーションのために発達したと考えられています。子猫が母猫を呼ぶ鳴き声が、そのまま「人間への要求」として成猫まで残ったという仮説が有力です。

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SENSE

NIGHT VISION

猫の夜間視力は人間の6倍以上

猫の目には「タペタム(輝板)」と呼ばれる光を反射する層があり、入ってきた光を網膜に2回当てることで、わずかな光でも見えるようにしています。これが暗闇で猫の目が光って見える理由です。

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PHYSIOLOGY

RIGHTING REFLEX

猫が高所から落ちても生きる「空中反転」の科学

猫は落下中に内耳の前庭器官と視覚情報を使って体の向きを検知し、0.1秒以内に上下を認識して体を回転させます。この「立ち直り反射(righting reflex)」により、十分な高さがあれば足から着地できます。

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PSYCHOLOGY

TIME SENSE

猫は体内時計で飼い主の帰宅を知っている

猫は概日リズム(サーカディアンリズム)が非常に発達しており、1日の中で特定の時間帯に特定の行動を繰り返します。飼い主の帰宅時間を「覚えて」いて、その前に玄関付近で待ち始める猫が多いのはこのためです。

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PSYCHOLOGY

SEPARATION

「猫は孤独が平気」は半分誤解である

猫は犬ほど社会的な動物ではありませんが、愛着形成能力は高く、特定の飼い主に強い絆を持ちます。コロナ禍以降、在宅時間が増えた後にペットが分離不安を示す例が増え、猫においても問題視されるようになりました。

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BEHAVIOR

SLEEPING POSITION

猫の寝姿は安心度のバロメーター

「ヘソ天」(仰向けでお腹を上に向けた姿勢)は猫が最も警戒心のない状態を意味します。お腹は急所であり、これを見せるのは完全にリラックスしていて、その場所と同居者を信頼しているサインです。

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BEHAVIOR

SLOW BLINK

ゆっくりまばたきは猫の「愛してる」サイン

猫がじっとこちらを見ながらゆっくりとまばたきをするとき、それは信頼と愛情の表現です。目を細めてゆっくり閉じる行為は、相手に対して敵意がないことを示す「猫語」の最上級の表現といえます。

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BEHAVIOR

TAIL LANGUAGE

しっぽは猫の感情メーターである

猫のしっぽは感情を読む最も正直なバロメーターです。垂直に立てたしっぽは「嬉しい・歓迎」のサイン。先端だけ小さくカールしていれば、さらに喜んでいる状態です。

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BEHAVIOR

TERRITORY

猫は匂いで地図を描いている

猫は顔・足の裏・尾の根元の臭腺から出るフェロモンで環境にマーキングします。猫が家具の角や飼い主の脚に顔をこすりつける「バンティング」は、「これは自分のテリトリー・仲間」と示す行為です。

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PHYSIOLOGY

THIRD EYELID

猫には3枚目のまぶたがある

猫の目の内側(鼻側)には「瞬膜(しゅんまく)」と呼ばれる半透明の第三のまぶたがあります。普段は目頭に収納されていますが、睡眠中や体調不良のときに目の表面を覆うように広がります。

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HEALTH

TOXIC PLANTS

美しい花が猫を死に至らしめることがある

ユリ(Lilium属・Hemerocallis属)は猫にとって最も危険な植物のひとつです。花・葉・茎・花粉・花瓶の水、どの部位でも少量の摂取で急性腎不全を引き起こす可能性があり、適切な治療を受けなければ死に至ります。

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SENSE

VERTICAL PUPILS

縦長の瞳孔は距離感を精密に測るため

猫の瞳孔が縦長のスリット状になるのは、奥行き知覚(立体視)を高めるためです。縦のスリットは水平方向の焦点ぼかしを強め、上下方向との差を際立たせることで、獲物までの距離を精密に計算するのに役立ちます。

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SENSE

WHISKERS

ひげは体幅センサーとして機能する

猫のひげ(洞毛)は単なる毛ではなく、根元に豊富な神経が走る高精度のセンサーです。ひげの幅はおおよそ猫自身の肩幅と同じで、穴や隙間に入れるかどうかをひげで「測定」してから通り抜けるかを判断します。

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ANATOMY

CLAVICLE

鎖骨が「浮いている」

猫の鎖骨は周囲の骨と関節でつながっておらず、筋肉に埋め込まれた状態で存在します(浮遊鎖骨)。

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BEHAVIOR

MEOW

「にゃー」は人間専用のことば

成猫同士はほとんど鳴き声でコミュニケーションしません。「にゃー」と鳴くのは、ほぼ人間に向けた発声です。

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ANATOMY

NOSE PRINT

鼻紋は人間の指紋と同じ

猫の鼻の表面にある細かいしわのパターン(鼻紋)は個体ごとに異なり、人間の指紋と同様に個体識別が可能です。

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BEHAVIOR

HANDEDNESS

利き手がある

猫には左右の「利き前肢」があり、研究によると雄猫は左利き、雌猫は右利きの傾向が見られます。

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PHYSIOLOGY

PURRING

ゴロゴロ音は骨を修復するかもしれない

猫のゴロゴロ音の振動数は20〜140 Hzです。この周波数帯は骨密度の維持や骨折の治癒を促すことが整形外科領域で知られており、猫自身の自己修復に役立っている可能性が指摘されています。

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BIOLOGY

SLEEP

1日16時間眠る理由

猫は本来「待ち伏せ型の捕食者」です。狩りの瞬発力を確保するために、エネルギーを温存する長い休息が必要なのです。

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BIOLOGY

TASTE

甘みが分からない

猫は甘みを感じる味覚受容体(TAS1R2)が遺伝子レベルで機能しておらず、唯一の肉食動物として糖分を感知できないと考えられています。

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PHYSIOLOGY

DRINKING

舌の裏で水を掬う

猫は水を飲むとき、舌先を後ろへ丸めて水柱を作り、それを口で挟むように飲みます。犬のような「すくい飲み」とは異なる精巧な動作です。

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