猫はとにかくよく毛繕いをします。起きているうちの約30〜50%、1日3〜4時間は毛繕いに費やすと言われています。食事やトイレを除けば、猫の「仕事」のほとんどは毛繕いです。
毛繕いの5つの意味
- 体温調節:唾液が蒸発する時の気化熱で体を冷やす
- 清潔を保つ:ホコリや寄生虫を取り除く
- においを消す:野生時代の本能。獲物に気づかれないようにするため
- リラックス効果:緊張した後に毛繕いをする「転位行動」として現れることも
- 社会的コミュニケーション:複数飼いの場合、仲のいい猫同士が互いに毛繕いをする(アログルーミング)
1日何時間が普通?
個体差はありますが、1日2〜4時間は正常範囲です。食後・睡眠後・遊んだ後など、特定のタイミングで集中して行うことが多いです。
やりすぎのサインと原因
- 特定の部位(お腹・足の甲など)だけ集中して舐め続ける
- その部位の毛がなくなってきた(過剰グルーミング)
- 皮膚が赤くなっている・傷ができている
原因として考えられること
ストレス(環境の変化・退屈)、皮膚炎・アレルギー、外部寄生虫(ノミ・ダニ)、痛みがある部位を舐めている可能性。気になったら早めに獣医師へ。
「毛繕いをしない」場合も注意
毛繕いが極端に減った、毛がボサボサになってきた場合も体調不良のサインです。元気がない、食欲がないなどが重なる場合は受診してください。